Morgenrotを求めて

登りながら熱帯魚の話をするブログです

登山計画を立てる上で

最近お客さんと話をしていて気が付いたのですが登山プランを立てるときにどうすればいいのか?プランを立てると言っても具体的な内容をどう作ればいいのか?という方がかなり多いです。


というわけでまず何故登山計画を立てないとダメなのかというお話。


まず単純にそのパーティや個人の体力にあった場所かを検討する。


コースタイムや地形図を見ながらこの時間を歩いて自分には大丈夫なのか?体力がないメンバーが居たらこの長さは着いてこれるのか、途中で休めたり避難できる場所がないか等地図をみて検討するのが大事です。


昨今ブログやYoutubeなどで様々な山の情報が溢れています。


それも原因の一つだと思いますが景色が良さそうだからここにしよう、皆行っているからここにしよう、という考えで地図だけを買い下調べをせず現地に行ってしまう方が多い傾向にあります。


まず自分にあった場所なのかという判断をつけるには簡単なのは二つあります。


一つ目は買った地図についているガイドブックを見ること。


「山と高原地図」を購入されている方が多いと思いますがその中に小冊子がついてます。


その小冊子にオーソドックスな登山ルートや縦走路が載っています。


そこに体力の目安や難易度が記載されているのでプランを立てる目安にしてください。


そして二つ目は毎年山のように出ている雑誌を買うことです。


紅葉特集や地域特集など色々な山の情報が載っています。


その中にも難易度が記載されていたり日程やルートが事細かに載っています。


自分で計画を出来ない方はこのあたりを参考にされてみてはどうでしょうか?


正直他人のブログ等の計画は当てにならないことが多いです。


天気が悪くても突っ込む方もいますしタイムも自分の為に考えているデータなので大多数の人達にあう内容で無い可能性が高いからです。


その点本やガイドブックは万人の為に考えてコースタイムや難易度を設定しています。


なので他の方のブログを見て「お、ここは良さそうだな。」と思ったら地図を買ってガイドブックを読んでコースタイムや難易度を把握して自分に合っているのかどうか吟味してみてください。


遭難したくて山に入る人はいませんが計画不足による体力消耗や技術不足での遭難や滑落が多い状況です。


しっかりとプランを吟味して自分でいけるのか?今のパーティの体力で大丈夫か?しっかり検討してみてください。


パーティを分断してしまうようなことは絶対に避け、安全に帰られるように登山計画を大事にしてみてください。